アトピー性皮膚炎のお子様のための日常的なスキンケアとは

正しいスキンケア

アトピー性皮膚炎のお子様をお持ちのお母様やお父様から、スキンケアに関する問い合わせを多くいただきますので、簡単にアトピー性皮膚炎と日常的なスキンケアの有効性について、お話いたします。

なぜスキンケアが必要なのか?そしてどんなケアを行えばいいのか?
誰でもカンタンにわかり、実践できる内容ですよ。

アトピー性皮膚炎とは?

アトピー性皮膚炎とは、かゆみを伴う“湿疹”が慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返す病気のことです。

具体的には、「赤くなる」「小さなブツブツができる」「皮膚がカサカサとして、厚くなる」「かさぶたができる」などの症状です。

アトピー性皮膚炎がある肌は、どんな状態?

人の皮膚は、次の3層からなっています。

皮膚
1:表皮・・・角質層など、4層で構成
2:真皮・・・弾力を保つコラーゲン線維などで構成
3:皮下組織・・・皮膚と筋肉・骨の間にある層

このうち、一番上の【表皮】をクローズアップすると、次の4層で構成されています。

表皮
1:角質層
2:顆粒層
3:有きょく層

表皮の一番外側にある【角質層】には、天然保湿因子やセラミドといった保湿成分があり、肌の内部に水分を蓄える役目を果たします。

この保湿機能が働いていると、角質層には成熟した肌細胞同士がぴったり密着してすきまなく並びます。

このようにすきまの無い【角質層】と、肌表面を覆う適度な【皮脂】の二つが、肌の水分蒸発と外界の刺激物の侵入を防ぎ、肌を守ります。

これがいわゆる『肌のバリア機能』です。

アトピー性皮膚炎のある肌は、この『バリア機能』が低下していることが分かっています。

バリア機能が働かないことから抗原や刺激を受けやすく、これらが免疫細胞と結びつき、アレルギー性の炎症を引き起こしている、とされています。

また、かゆみを感じる神経が皮膚の表面まで伸びてきて、かゆみを感じやすい状態となっており、掻くことで「さらにバリア機能が低下する」という悪循環に陥りやすいことから、アトピー性皮膚炎は慢性化すると言われています。

「新生児期からの保湿剤塗布によりアトピー性皮膚炎の発症リスクが3割以上低下」

2014年10月1日、アトピー性皮膚炎で悩む方にとって、大きな希望が持てるニュースが配信されました。

2014年に、当院から世界で初めて有効なアレルギー疾患の発症予防法が研究成果として発表されました。成育出生コホート研究におけるランダム化臨床研究介入試験で、新生児期からの保湿剤塗布によりアトピー性皮膚炎の発症リスクが3割以上低下することが分かりました。

世界初・アレルギー疾患の発症予防法を発見」/国立研究開発法人 国立成育医療研究センター発表

「新生児期から保湿剤を塗ることで、アトピー性皮膚炎の発症率が3割減少した」と、国立成育医療研究センターが発表したのです。

その方法は、以下の通りです。

2010年からの3年間、両親や兄弟にアトピー性皮膚炎の患者や経験者がいる乳児118人を2つのグループに分けて調査。

●グループA:一日一回以上、入浴後などに保湿剤を全身に塗るグループ
●グループB:特に保湿を行わないグループ

以上を生後1週間から8ヶ月間継続。その後、専門医がアトピー性皮膚炎の発症を診断。
その結果、保湿剤を塗ったグループAの方が保湿を行ったグループBに比べて、アトピー性皮膚炎の発症率が32%減少したことが判明した。

つまり、スキンケアによる保湿が、アトピー性皮膚炎の悪化を防ぐというわけです。

実はこれは、アースケアでは周知の事実でした。

アースケアが創業したのは2000年。
そこから約20年の間、保湿に特化した『アクアテクトゲル』で、肌トラブルで悩む方のスキンケアのお手伝いをしてきました。

その中で、多くのお客様から体験談をいただきます。
「かきむしってしまい、眠れなかったかゆみがおさまってきた」「保湿を行うことで症状が緩和された」という声を20年の間にたくさんいただきました。

ですから、アースケアでは、生まれたときから保湿をしっかりと行うスキンケアを推奨しています。

こうした形で保湿の大切さが広く知れ渡ることは、非常に嬉しいことです。

スキンケアで、食物アレルギーの発症も緩和

同時に、食物アレルギーを持つ方への朗報も発表されました。

以前まで、食物アレルギーは消化管でアレルゲンが吸収され感作が成立する腸管感作が主体と考えられていました。
ところが近年の研究結果から、スキンケア不足による「経皮感作」により食物アレルギーは進行し、食物アレルゲンを症状なく食べて摂取を続けることにより「経口免疫寛容」が誘導されることがわかってきました。

皮膚のバリア機能が障害された状態で、早期に十分な対応がなされず皮疹の改善が遅れると、食物アレルゲンの皮膚感作が進行します。スキンケアを徹底して行い、皮膚バリア機能を改善し、新たな皮膚感作を起こさないようにしましょう。

アトピー性皮膚炎のお子さんは、食物アレルギーを持っていることが多いです。
これまでは食物アレルギーは食べることで発症するとされていましたが、実は、アトピー性皮膚炎によって肌の機能が低下することで、食べ物の成分(抗原)が体内に侵入することが、発症原因のひとつだと判明したのです。

つまり、保湿のスキンケアによってアトピー性皮膚炎を予防することは、食物アレルギーの発症予防につながると言えます。

スキンケアの大切さ

アトピー性皮膚炎の治療の一環として推奨されている『スキンケア』は、このように定義されています。

スキンケアとは、皮膚を洗って皮膚についたアレルゲン・汗・皮膚にかゆみを与える黄色ブドウ球菌などの刺激物を落として清潔にし、ステロイド外用薬や保湿薬などを塗ることです。

小児皮膚炎ハンドブックより」独立行政法人 環境再生保全機構発行

『洗う』ことと『保湿』を行うことが、スキンケアです。

世の中には多くの保湿方法がありますが、正しい保湿による成果は、「肌の水分をしっかりと維持し続けること」です。

化粧水やクリームを塗って、はい終わり。
ではありません。

新生児期や乳児の赤ちゃんは、新陳代謝がよく、キメも整っているために、うるおっているように見えますが、実はそうではありません。
皮脂分泌がほとんどなく、うるおいを保持しにくい状態です。

だから、「24時間ずっと潤った状態を、化粧品でつくる」ことが、正しい保湿です。
願わくば、乾燥するたびに、保湿化粧品を塗ってあげてください。

手前味噌ですが、アースケアのアクアテクトゲルは、ゲル状で摩擦も起きずに、これ1つで保湿が行えます。

全身の保湿にもさっと塗るだけでOKなので、新生児期の赤ちゃんにもお使いいただきやすいのが特長です。

ちなみに、開発者の3人の子どもも生まれてからずっと保湿しています。
毎日毎日見ているものだから…

 

 

「肌に合う保湿化粧品が無い」という方は、ぜひ一度ご検討くださいね。

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アトピー性皮膚炎のお子様をお持ちのお母様お父様へ

アースケア
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乾燥や掻き壊しによるバリア機能がアトピー性皮膚炎の悪化や、食物アレルギーを引き起こすことがわかりました。
ということは、ひどい乾燥肌や敏感肌でも食物アレルギーを引き起こす可能性があるということになります。

 

アトピー性皮膚炎のお子さんをお持ちのお母様・お父様も、同じ症状か乾燥肌でいらっしゃるのではないでしょうか。

 

お子様のことが心配だと、どうしてもご自身のことは後回しになりがちです。

ですが、お子様にとっては大切なご両親です。

どうかお子様のスキンケアと一緒にご自身の顔や体の保湿を行い、ご家族皆さまで大切に肌をはぐくんでください。

 

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免責事項

当コンテンツは、インタビューのとおりに記事化をしております。 「インタビュイーが思う効果のあったスキンケア」を中心に記事化しておりますので、運営者が推奨するスキンケアと相反する内容も含まれております。 人の数だけ肌質があるので、同じケアを行っても効果の有無も少しずつ異なります。 その”少しの差”のヒントとなるものがある可能性を探るため、一切の編集を加えておりません。 ご自身の責任において、情報をご活用ください。

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