今回のインタビューは、コスメの専門家をされているIさんのお話です。
Iさんは現在は子育て中で仕事はセーブしているものの、コスメの専門家としてメディアに寄稿したり、コスメで迷える人たちにアドバイスをしたり、自分でコスメをたくさん試したりと、充実した化粧品ライフを送ってきました。
そこには、さまざまな回り道がありました。
Iさんの回り道を参考ににしながら、どんな結論に到達したのか、チェックしていきましょう。
〇インタビュー相手 Iさん(33歳)
自己流ケアだった高校時代を経て
Iさんもまた、思春期のニキビに悩まされたそうです。
しかし、Iさんがケアしたのは自己流。
自己流ケアもよくあることですね。
中学生・高校生ぐらいのころは、お小遣いも限られていますし、お友達とのお出かけに、ファッションに、参考書にと、お金がかかります。
スキンケアはどうしても自己流になってしまいますよね。
しかし、大学生になってから、Iさんは駅前の皮膚科に通うことにしました。
ニキビで悩んでいたからです。
女医さんでいつも診察待ちの時間は40分超え。
これだけ人気だから、きっとここに通えばニキビは治るんだろう! と大いに期待しました。
と、当時のワクワクを教えてくれました。
診察後もらったのは、塗り薬、ビタミン剤、日焼け止め、そしてオリジナルの化粧水。
冷蔵庫に入れて保管。
3週間後には水に戻りますので、3週間毎に来てください。
という化粧水だったそうです。
なんと、化粧水が水に戻るとは・・・!?!?!?
水に戻るというのは、さすがに科学的にちょっと問題ありですね。
化粧水は、紫外線を当てずに暗所に置きましょう。
本当に防腐剤を入れていないものは、使い切りタイプが多いです。
今なら「どんな化粧水!? ただの水じゃ!?」とツッコミを入れるのですが、当時は知識もなく、藁をも掴む思いだったので、真面目に3週間毎に通っていました…。
しかし、結局、他の皮膚科に転院し、ホルモンバランスが落ち着いた頃、同時にニキビも引きました。
食べ物も肌に出るタイプ
そのニキビで転院した新しい皮膚科で、Iさんは食事療法を指導されました。
そして、数年後、肌荒れがひどくなったときに胃腸炎のダブルパンチが来てしまったのです。
何も食べられず、点滴で回復。
するとなんと肌がきれいに!私の場合は、食べるものも皮膚に影響が出るタイプのよう。
きちんとしたスキンケアを基本に、食生活も気をつけねば……と思いました。
と語ってくれました。
怪我の功名と言いますか、肌がキレイになること、あるんですね。
時期が来て治ったんでしょうね。
皮膚科は関係なかったのかな。思春期は触らないこと。
洗顔保湿程度でOK
過剰なケアはいらないみたいです。
合わないスキンケアは即座に撤退
さらに大人になったIさん。
ある化粧水を使っていると、とても肌表面がするんとして気に入っていました。
しかし使用後、肌の赤みが出ている気がしてなりません。
しかし、
私ニキビ跡ひどいしな~
とあまり気にも止めず、使用を継続。
使い終わり、ほかの化粧水にチェンジしてみたところ、肌の赤みがきれいになくなりました。
肌にあってないから炎症を起こしていたのかー!
と気づいたのです。
痛みも吹き出物もないからと安心していましたが、その後コントロールカラーが不要なぐらい赤みが引いた肌を見て、化粧品は少しでも肌に不調が出たらすぐ使用は止めよう、と勉強しました。
コスメ専門家になった現在のスキンケア
【朝】
- 洗顔 Dprogramの石鹸
- 化粧水 オルビスクリア
- 乳液 ミノン アクネミルク
- 日焼け止め ELIXIRルフレ おしろいミルク
【夜】
- クレンジング ORBISリキット
- 洗顔 ニベア お風呂でエステ緑
- 化粧水 オルビスクリア
- 乳液 ミノン アクネミルク
ニキビのペアAクリームやペアA錠(ニキビ用)など角栓(角質ではなく)がニキビになりやすいので、角栓の時点でつぶす感じです。
まとめ
角栓に刺激を与えすぎないほうがいいですね。
つまんで取るのはよくないです。
さらにシートは元気な肌に刺激を与えすぎる危険があります。
角栓ができやすいのはオイリーな可能性があります。
角栓をつぶす刺激により、肌は防御機能を働かせて、オイリーになっている可能性があります。
防御機能を解除させるために、保湿をしっかりやってみられてはいかがでしょうか。
アースケアからのアドバイス
ご自身の経験から、人の役に立つ情報をアドバイスするIさんの姿勢はとても共感いたします。
思春期のホルモンバランスの影響によるニキビや肌荒れなどは、適切な対処により避けて通ることができます。
しかし、現在、適切なケアが知られておらず、悪化させてしまう方は少なくありません。
そんな一人であるIさんのご経験は、多くの方の役に立つのではないでしょうか。
経験談を自分に生かすときに大切なことは、人と自分の肌質の違いを知り、生活スタイルや食べ物、睡眠などの幅広い情報を得ることです。
そして、対話。
一方的な情報をうのみにすると、自分との違いに気づかず、ケアの失敗を招きかねません。
相手の経験を聞き、自分の情報を伝え、その上で自分のためだけに向けられたアドバイスを受けることが大切です。
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