思春期に誰もが悩みがちな「いちご鼻」。角質シートで剥がしてしまって余計にダメージが!

肌荒れ・肌トラブル解消

思春期に誰もが悩みがちな「いちご鼻」のトラブル。

毛穴を綺麗にしたいと思うけど、そのやり方がわからない…。そんな人も多いのではないでしょうか?

今回は、Lさんが悩んだいちご鼻のトラブルとその間違った対処とともに、スキンケアやいちご鼻を解消する方法を考えていきましょう。

○インタビュー相手 Lさん(30代前半)

知識がなかった若い頃。イチゴ鼻にむちゃなケアをしてしまった

Lさんは、昔からイチゴ鼻に悩まされていたそうです。
学生の頃は特にノーメイクですから、そうした肌そのものにトラブルがあると、コンプレックスになりがちです。

そこでLさんは、毛穴をキレイにしたいと思って、自力であらゆるケアをしました。
それが、間違った方向にいっていると気がついたのは、よりひどくなってからのことでした。

インタビュー相手
インタビュー相手

いちご鼻をキレイにしたいと考えたのですが、学生時代はインターネットの情報もまだまだで、信憑性が低い情報ばかりでした。

そんなLさんが飛びついたのが、ドラッグストアで売っている「毛穴の汚れが取れるパック」です。

角栓を取るシートタイプで、洗顔の後、シートを鼻に貼り付けて一定時間キープし、乾いたシートがペリペリと角栓を剥がしてくれるという画期的なアイテムです。

毛穴のシートそのものは、シールが角栓を剥がしてくれるという原理です。
しかし、Lさんはそれを使ってもぜんぜん毛穴ケアができなかったことのこと。

より過激に、アカスリで毛穴ケアへ…

毛穴のシートで効果がなかったLさん。
理由は「洗顔前に使っていたから」だと本人はおっしゃいます。

毛穴が閉じている状態でいくらシートを貼って剥がそうと思っても、ただ痛いばかりか、肌のダメージにもなってしまうことに、気がつくのに時間がかかったのだそうです。

しかし、毛穴ケアのシートが効かなかったLさんは、より過激な方向に進みます。それがあかすりタイプのパックです。

インタビュー相手
インタビュー相手

スティック状になった固形のパックを、肌にこすると角栓や角質が取れるという謳い文句です。

なんでこんな過激なケアをしたかというと、必死だったから…。

とLさんはいいます。

アカスリタイプのケアでも、意外と汚れはオチたのだそう。

ただし、これが毛穴ケアの落とし穴。汚れは取れば取るほど、必要な油分まで落としてしまって、結果として皮脂のトラブルが起きてしまうのです。

結局、保湿が大切だと気がついて

Lさんは結局、スキンケアは保湿だと気が付きます。

インタビュー相手
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昔の自分に「毛穴ケアのあとにすぐ保湿しなさい」といいたいですね。

と語ってくれました。

毛穴ケアの直後に保湿をしなかったから、鼻の部分に毛穴の凹凸が残って、戻らなくなってしまったのだとか。

ここからの教訓は、

インタビュー相手
インタビュー相手

角栓を無理やり引き抜くタイプのケアは、すぐやめて!

そして化粧水もただつけるだけでは保湿にならないのと、毛穴ケアの直後に保湿することが大切。

とLさんは語ってくれました。

試行錯誤を続けながら、美容ライターとしても活躍したい、そう考えるLさんでした。

まとめ

名もなきライター
名もなきライター

まず、角質が取れる?というシートの有効性ついて。

 

率直にいうと、シートはあまりよくありません。

ニキビをつぶすのと同じになっちゃいます。

一瞬だけ綺麗にはなりますが、肌が綺麗になるわけではないので。。。

 

ダメージを与えるので、余計に悪化します。

鼻の表皮もはがしてしまい、角栓だけ取るわけではないので、肌荒れにつながります。

 

イチゴ鼻=皮脂が毛穴に詰まっていて、それが見えている状態のことです。ホルモンバランスが乱れる思春期は仕方ないかなと。

 

今回のケースは年齢的に落ち着いた可能性が高いです。清潔にして放置が一番。自然に年齢とともに、落ち着いてきます。

 

思春期はとくに清潔にして、そっとしておくのが一番の解決策だと考えられます。

アースケアからのアドバイス

アースケア
アースケア

「角栓をはがす」「毛穴の汚れを取る」という謳い文句の剥がれるシートの問題点は、健康な肌細胞も剥がしてしまうことです。

 

肌のうるおいを保つ「角質層」は、「角質細胞」という細胞が何層にもなり、並列に並ぶ構成をしています。

その構成が整っていればいるほど、バリア機能は高い効果を発揮し、健康な肌です。

 

角質層に貼るシートは、もちろん毛穴の中の汚れや角栓だけに粘着が貼りつくわけはなく、肌の細胞全体にくっつきます。

 

汚れは取れるものの、結果的には健康的な細胞まで剥がし、整っている列を壊してしまうということです。

 

これは肌のバリア機能は損なわせ、毛穴が目立ちやすい、キメの粗い肌になります。

 

あかすりも同様で、剥がれかけの角質以外にも、健康な角質も取り去っています。

こんな悪影響を与えるケアが、本当に肌に必要でしょうか? ケアそのものが必要かどうか、悪循環を引き起こしていないか、という点をしっかりと検証する必要があります。

 

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免責事項

当コンテンツは、インタビューのとおりに記事化をしております。 「インタビュイーが思う効果のあったスキンケア」を中心に記事化しておりますので、運営者が推奨するスキンケアと相反する内容も含まれております。 人の数だけ肌質があるので、同じケアを行っても効果の有無も少しずつ異なります。 その”少しの差”のヒントとなるものがある可能性を探るため、一切の編集を加えておりません。 ご自身の責任において、情報をご活用ください。

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