今回のインタビューは、Nさん。
農作業をされています。
ミニトマトを作るために毎日外に出られているので、紫外線も気になりますよね。
こればっかりは、「私は肌が丈夫で」なんていってられないのが怖いところ。
では、Nさんはどうやって紫外線をケアし、スキンケアをされているのでしょうか。
○インタビューした相手:Nさん(34歳)
30代から農業の道へ
Nさんは、30代から農業をするようになりました。
外仕事になったので、数年後の33歳になったあたりから、目の周りにシミが目立つようになって、困っているとのこと。
今のところはメイクで気にならない程度ではあるものの、できれば薄くしたいなと思っています。
自然な感情ですよね。では、スキンケアは…?
気休め程度に、オーガニック化粧品(hanaオーガニック)の美白美容液を使っています。
使いはじめて4ヶ月。
シミが濃くなることはないのと、今年の夏の肌ダメージは軽減されたので、薄くはならないけど濃くもなってないので悪化は防いでくれてるのかなと。
食べ物にも気を使い出した
農業をやってるからか、食べ物にも関心が高まったというNさん。
長年、顎の下の吹き出物に悩まされたいたのですけど、牛乳をやめて、甘いものもやめたのです。
そしたら綺麗になくなりました!
なるほど、食べ物ですね。大きいかもしれません。
普段の調味料、油や塩、醤油などは、質の良いものを使うようにしています。
油は米油、醤油は本醸造など、気をつけているつもりです。
農作業の紫外線ケアは・・・?されてますよね
化粧下地やファンデーションを、UV効果のあるものを使っています。
顔がめちゃ焼けるということはありません。
いちおうUV対策しているので。
紫外線の激しい農作業後のスキンケア
農作業は体を酷使して非常にハードですから、お風呂に入ってさっぱり洗い流して、夜は寝る前にスキンケア、みたいな感じですか?
そうです!
じゃあ特殊なことはしてないかわりに、紫外線だけは気をつけている感じですね。
日中に大汗をかくので、化粧や下地の効果はあまり期待できなかったと思います。自分としては、夜にパックで肌を鎮静させてあげると良かったかなとNさんは反省しています。
パックがもったいなくてなかなか使っていないというNさん。
いま、化粧水の後に美白美容液を使って終わりなので、さっぱりした感触なので、乳液をプラスしようか考えているそう。
それは乳液でふたしたほうがいいかもですね!
化粧水だけだと水分が逃げちゃうので。
乳液は、同じラインのものをもっているので、今日から化粧水→乳液→美容液の順番でためしてみます!
正統派のスキンケア
お話を聞いていると、Nさんは非常にちゃんとしたスキンケアといいますか、独自色の強くない、正統派のスキンケアをされているような感じがしました。
世の中、驚くような独自のスキンケアをしている方もおられるのですが、Nさんは知識が豊富そうです。
実は、20代の頃、カネボウのドラッグストア課でビューティカウンセラーをしていました。
だから、いちおう、変なことはしないように気をつけています笑
とのことでした。
まとめ
まず、日差しが強いと思うので、UVケアをウォータープルーフにして、汗をかいても落ちないタイプにされると良いと思います。
さらに、夜はクレンジングで落として化粧水&乳液でケア。
しっかり落とすのが大事です。
さらに、しっかり保湿も必要ですね。
土も農薬も農業は肌に刺激が多いので、帽子や長袖などの物理的な防御もオススメですね。
あと、美白化粧品は、できたメラニンを消すものではないので、消えたりはしないのです。
メラニンの生成を押さえる働きがあるので、これからメラニンをできなくすると。
農作業をした夜は、体が熱を持っていることだろうと思います。
湿気のある日には、汗が蒸発して体温をさげにくくなりますよね。
肌ではなく体に熱がこもるので、肌だけ冷やしてもあまり意味はないかもしれないです。
体を冷すべきかなと。
アースケアからのアドバイス
食事や素材にも気をつかわれているNさん。
肌を構成する細胞は、身体から生まれています。
その体をしっかりと動かし、食事で栄養を与え、お風呂で体も心も休息させる。 そんな健全な生活は、すばらしいスキンケア要素ですね。
「夜にパックで肌を鎮静化させたほうがよかったかな」とご心配とのこと。
顔を日焼けしてしまったら、パックだけで沈静させることはできません。
パックは一時的なものであることに加え、そもそもパックに含まれている水分や保湿成分量では、保湿力が足りないからです。
そんな場合には、
- いつもよりも保湿をする
- 活発化したメラノサイトの働きを落ち着かせるため、最低でも2週間は①のしっかり保湿を続ける
この2つが大切です。
※ここでいう「保湿」とは、適切な水分が、良質な油分によって蒸発を防ぎ、肌に保持されている状態を作ることです もし、日焼けした顔が赤く熱を持つようなことがあれば、やけどに近い症状になっています。
日焼け当日は①の前に「氷水でぬらしたタオルで顔全体を冷やす」という工程もプラスしてください。
日焼け後の肌はとてもデリケートな状態です。
化粧水・乳液・美容液という3アイテムを使うとき、肌に摩擦を起こさないよう、こすらず、やさしく塗り広げるようにお気をつけくださいね。
そして、おつくりになっているミニトマトが大活躍ですよ!
トマトはビタミンやミネラルなど、日焼け後の肌やシミ対策に摂っておきたい栄養素がたっぷりです。
たっぷりの太陽を浴びたトマトを食べて、シミのできにくい肌づくりをしてくださいね。