『はじめてのリップ』をお読みいただきありがとうございました。
これは、いまから30年前に、私が実際に起こした事件を漫画化したものです。
1990年。中学生だった私は、お小遣いをにぎりしめて実家を抜け出し、なんばに向かいました。そこで、人のあたたかさに触れるという意外な展開を迎えました。
今では、家出した未成年を保護すると、それが善意であっても犯罪になります。しかし当時の大阪の人たちの人情や子供を思う気持ちには、感じるところがあるのは事実です。
はじめて見た大阪の街。はじめてのカラオケ。はじめてしたリップ。はじめて触れた、大切にされる感覚。
帰り道、吹田駅に向かう車の中で、花博の夜景を見ながら、生涯この輝きを忘れないでおこうと誓いましたし、実際にいまでも覚えています。
これから、ハダノリソウはリニュアールし、イラストを使ってより楽しく、興味深く、学びあるサイトに生まれ変わります!
新生ハダノリソウをどうか楽しみになさってください!
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