今回はデパートコスメのスキンケアをフルライン活用していたのに、結局はハトムギ化粧水とワセリンに落ち着いた方のエピソードです。
仕事の終わった開放感から暴飲暴食し、その結果として肌荒れに悩み、たどり着いたスキンケアとは?
○インタビュー相手:Kさん
デパートコスメに走ったものの
20代前半のころのお話です。
Kさんは、仕事のストレスで、食事内容が荒れていたそうです。
顎のまわりがニキビだらけになり、それをデパートコスメ(デパコス)のスキンケア商品をフルラインで揃えることによって、なんとかカバーしていたのです。
デパコスに走ったのは、もしかしたらストレス解消もあったかもしれません。
当時ダイエットもしていたので、自然と食生活が不規則となり、また知識も未熟だったことで栄養面もあまり配慮していないという状態でした。
それらのことがたたって、特に顎を中心として肌がボロボロになってしまったのです。
そんなある年のこと、年末の忘年会からの冬季休暇に入るにあたって、Kさんはダイエットのことは一時忘れることにしました。
確固たる決意の元に暴飲暴食することに。。。
なんということでしょう。
しかし、確固たる決意を持って暴飲暴食したのでしたら、それは責められません。
ストレスの多い現代社会で、食べたり飲んだりするのはとても大きなストレス解消になりますよね。程々なら、良いのではないでしょうか。
しかし・・・
体は反応しきれなかったようです。
とKさんはいいます。
つまり、肌に暴飲暴食の結果がでてしまったのでした。
顔から平らな部分がなくなったんじゃないかってぐらい、ぶつぶつになりました。
と悲しそうに語ってくれました。
それも、小さなニキビの粒ではなく、“もっこりサイズ“のぶつぶつが、隙間なく顔中に広がったそうで、それはそれはびっくりしたKさんでした。
肌荒れが改善したのは、規則正しい生活
ニキビだったのかどうかもわからず、もっこりサイズの大きなぶつぶつが顔中にできてしまいびっくりしたKさんは、とりあえず放置という作戦にでたようです。
潰そうにも、保湿もスキンケアもまったく意味がなく、量が多すぎるため手がつけられない状態。
なぜなら、顔のボコボコから、勝手に脂が放出されていたので、クリームがそもそも意味をなさない状態だったのです。
すれ違う人もみんなぎょっとした顔でみてくるので、それはそれは辛かったそう。
しかし、いつの間にか元の顔に戻ったそうです。その理由としては、
お正月があけて普通に規則正しい生活を送ったら、自然と治りました。
とのこと。
それ以来、スキンケアは日々の生活で決まる!と思ったKさんは、高いスキンケア用品をやめることにしたのだそう。
現在のスキンケアは?
今は、ハトムギ化粧水とワセリンで生きています。
とのこと。
結局、スキンケア用品は補佐的な位置づけが正しいのかなと思ったKさん。
食事と睡眠と適度な運動をしていないと、高級ラインのスキンケア用品を使っていたとしても肌荒れが起きてしまう。
この暴飲暴食の体験から、そのことを学んだという話でした。
まとめ
化粧品の依存度を下げてみましょう。
生活も化粧品も、どちらも大切ですからね。
アースケアからのアドバイス
規則正しい生活と、ハトムギ化粧水&ワセリンの組み合わせでニキビが解消できたとのこと。
顎や口周りなど、いわゆるヒゲが生える部分にできるニキビは、ホルモンバランスの影響を受けているといわれています。
思春期は、ホルモンの影響を受けて皮脂過多になることから、ニキビは顔全体に。
20代前半から後半にかけてのニキビは、ホルモンの影響を受けて肌状態が変わるため、顎や口周りにできる、という違いがあります。
また、暴飲暴食によりニキビが悪化したことは、消化にエネルギーを使って、胃腸の疲れてしまった影響だと考えられます。
複合的な理由から、年末~年始のひどいニキビにつながったのかもしれません。
そんなニキビに対して、潰さずに、規則正しい生活という手段を選び、スキンケアを「あくまでも補佐的な位置づけ」としたのは大正解ですね。
化粧品のケアだけで肌トラブルを防ぐことは難しいことです。
睡眠や栄養など肌細胞を作るものに目を向けることは、大事なことです。
スキンケアに必要な保湿は、水分と保湿成分・油分を与えることで、肌のうるおいを守ることです。
デパコスでもプチプラでも何であっても、肌に適した保湿効果が得られる化粧品を選び、肌トラブルに悩む女性が少なくなればいいなと思います。
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