今回も、巣ごもりスキンケアのお話です。
いま、みなさん時間があまりますから、スキンケアに凝っておられる方も。
今回のインタビューはJさん。
家にいる時間が長くなったJさんが行ったスキンケアとは?
○インタビューした相手 Jさん(31歳)
在宅勤務でパックを自作してみることに
Jさんは会社員で、在宅勤務となりスキンケアをする時間が増えました。
家にいる時間が長くなったので、パックでもしてみるかと思ったそうです。
でも、毎日やるのはコスパがよくないので、自作しようかなって。
嫌な予感がします^^;
最初にやってみたのが人参パックです。
人参はカロテンが豊富で、粘膜を強くします。
すりおろした人参にはちみつを大さじ1杯混ぜて、顔全体にのせます。
10分ほど置いて、洗い流します。
ベトベトになりませんか?
多少は。
人参パックをしたあとは、肌がしっとりした気がします。
しかし洗い流しがめんどうで、おまけに洗面台が汚くなるんです。
繊維が散らばって……
このまま流すと排水口がつまりそうで。
うーん、人参はちみつはやめたほうがいいですね。
次にやってみたのがヨーグルト。
腸にも良いなら肌にもよいかなと。
無糖ヨーグルト2杯、はちみつ1杯、小麦粉適量です。
混ぜ合わせて、こちらも顔にのせ、10分起きます。
小麦粉……?
ドロッとさせるためですか?
お料理みたいですね。
今度は、肌がかゆくなりました。
私はアレルギーがあるのかもしれません。
それは危ないです!
人参とヨーグルトの次は酒粕に挑戦!
次は、酒粕です。
まだやるんですね……
体にいいなら肌にいいという理論、よほど強固なようです。
酒粕を扱う人の手はとても綺麗だそうで、メラニンの生成を抑制したり、保湿成分もあると。
酒粕配合のパックが市販されているぐらいだから、自分でもできるかなって。
研究熱心なところはすごいです!それで?
酒粕100g、精製水100ml、ペースト状にして10分……
Jさん、お料理はうまそうですね^^
でも洗い流すの大変でした。
ふきとってから洗い流さないとダメでした。
お酒の匂いがしてくさいです。
酒粕パックは……
どうでした?
しっとりはしたんですけど、よくはなりませんでした。
大失敗です、毎日やってたんですけど逆に肌の状態が悪化した気がします。
酸のせいかな。
うーん、酸のせいというより、にんじんでもなってますから、食品を使うのがきっと、あわないんですよ。
食品なので、パックには使わないほうが良いかなと思って。
今のスキンケアは?
アベンヌウォーターという化粧水と、カネボウのフリープラスウォータークリームです。
ウォーターという名前がついているところから、Jさんはナチュラル志向なのかも……
まとめ
酒粕を作る人の手が綺麗というのは、傷のない手の人が、酒粕を混ぜる人に選ばれるような気がいたします。
その上で、食品をパックに使うのは、効果があるわけでもないわけでもなく、特に肌に傷があると大変ですから、重々に気をつけてください。あと、パッチテストも大事です。
Jさんはまだ、大事になるまえに食品パックから撤収しましたが、かぶれたり、アレルギーでショック症状がでたりしたら大変です。
コスパがいいのはわかります。しかし、食品は食べるだけにしておきましょう!
アースケアからのアドバイス
手作りパックを色々と試行錯誤されたものの、思うような結果は得られなかったJさん。
大きな肌トラブルもなかったのは、良かったです。
食べ物は、胃液を使って溶かしてもみほぐされ、消化器官を通って栄養を吸収し、排せつされていく……
この過程が必要です。
ですから、すりおろした野菜を肌にのせても、栄養素は吸収されませんし、野菜を使う意味はないように思います。
昔、スキンケアに野菜が使われていたのは、化粧品がなかったからです。
今は、野菜や植物から安全に抽出された成分や化粧品がありますので、そちらのほうが安心です。
とはいえ、化粧品以外を色々と試されるのは、化粧品に効果を感じていなかったり、ご自身に適した化粧品が見つからないからかなと思います。
選び方がわからなかったり、肌悩みがあるようであれば、ぜひ一度アースケアまでお声かけください。
Twitterでもご相談を受け付けておりますよ^^