今回のインタビューは、ほとんどノーメイクで日々を過ごしておられる方に取材してみました。
Tさんは、会社員でありしかもバリバリのキャリア女性。
しかし、肌が強いことを理由に、ほとんどメイクしないそうです。
では、スキンケアはどうなっているのでしょうか?
○インタビュー相手 Tさん(30代)
ノーメイクなだけでなく、ノースキンケア

スキンケアの根底を否定しているようで恐縮なんですが…
と始めてくれたTさん。
Tさんはスキンケアらしいスキンケアをほとんどしていないそうです。
おまけに、都内にある職場にもノーメイクで出勤されるのだとか。
しかし、色白もちもちの肌で、いろいろな人に驚かれています。
初対面の方とも、肌の話になりやすく、不思議がられることもしばしば。
ノーケアで、洗顔は水というポリシーが。
これは表面の皮脂汚れを落とすためだと御本人は考えていて、さすがに放置すると皮脂で汚くなるからという考えから。
ただ、皮脂がつきやすい体質なので、カピカピしているときに化粧水をはたくことがある程度、ということです。
都内の職場にもノーメイクな理由
Tさんは都内で働くキャリア女性。
都心に住んで、仕事をバリバリとこなしながらも、ノーメイクで出勤し、仕事をしています。
しかし、職場でノーメイクについて何か指摘されることはないそうです。
職場にはTさんのように、ノーメイクの女性は多いのですか?と聞いてみたところ、

そもそもメイクしているかどうかを気にしたことがないので、わからないです。
ただ、ノーメイクの女性が多くても、不思議ではないです。
とのことでした。

そういわれてみれば、髪の毛を切ったことすら話題にのぼらないレベルで、相手の外見の話をしない職場です。
「女性らしさ」などへのプレッシャーは少ないかもしれません。
と。
よって、コスメ費は家計の比率としては極小。
ほとんどありません。Tさんは、投資判断としてコスメ費を見ています。
よって、使っているのはROIという考え方。
ROI=投資利益率で、投資したお金に対してどれだけリターンがあるかを、コスメに対してもあらゆるスキンケアや身なりに関するものでも、考えているのです。
その考えで行くと、

コスメ費はROIが高くないんです。
という考えから、どちらかというと書籍やスーツ代といった、より投資効率が高いものに対して、お金を投じているという判断からです。
スーツにもノーメイクだというのが、独特ですね。
肌が荒れたときは内側から
生まれつき肌が強いと思われるTさん。
そんな彼女にも肌荒れするときはあります。
そんなときは、内側からアプローチするようにされています。
なぜなら、それが「仕事しすぎ」のサインだからです。
- 早退する
- 寝る時間を増やす
- ビタミン剤を増やす
といった対処を取っています。
母親の肌質が遺伝
Tさんは水での洗顔は続けています。
基本的にインドアなので、もともとの色白もちもち肌をキープしているそうです。
北海道出身のTさんは、もともと肌に水分量が多いのかもしれません。
お母様が50代を超えても発光しそうな肌をお持ちだとのことで、「遺伝もあるかも」といわれています。
Tさんの肌への自信からは、その背後にある仕事力の自信が伝わってくるかのようです。
まとめ

メイクをしないのであれば、水洗顔もあり。日焼け止めを使うのであれば、水だけじゃなくちょっとはメイクオフをしたほうが良いとは思います。
もともと肌が健康で丈夫なのもあると思います。
それに、お話からもストレスのない性格をしておられそうな雰囲気です。
30代以降にかけて、紫外線対策はあったほうがいいかもしれないですね。
肌が荒れたときに、化粧品のせいにするのではなく、内側を見直すという考えは、かなり有効です。
アースケアからのアドバイス

ノーメイクやノースキンケアでも、肌状態が良ければいいですね!
スキンケアを行うのはあくまでも肌を整えるため。 整える必要がないほどの状態なら、無理にケアをする必要はありません。
そして、肌荒れが起こった際に、ご自身の生活スタイルを見直される点はとても素晴らしいお考えです。
肌を構成する細胞は、あなた自身の身体から生まれています。
その体に栄養を与え、睡眠を与えて心も休息させ、しっかりと働ける環境づくりをすることは、スキンケアのひとつだと言えます。
ぜひTさんの視点は参考にしましょう。
一つだけ、今後のアドバイスをさせてください。
ここにひとつの指標があります。 UVインデックス(「0~13)で「弱い~非常に強い」で表現される紫外線量) 8月の平均紫外線指数として、札幌は「8.3」に対して、つくば「9.4」と、1段階強い指数が出ています。
ということは北海道に住むお母様よりも都内は紫外線量が多いことになりますし、また空気や湿度などの肌環境が異なります。
お母様よりも、日焼け止めやスキンケアの必要性があることを、頭の片隅に置いておいてください。
そうして、いつまでもキレイ肌を維持してくださいね。
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